2026年4月ごろから、半導体関連株がかなり盛り上がりました。特にメモリー関連の株価上昇はすごくて、毎日のように「え、まだ上がるの?」と思いながら眺めていました。
Xを見ても、「○○万円増えた」「まだ初動」「この上昇は始まったばかり」みたいな投稿がどんどん流れてきます。
正直、ちょっと悔しかった。いや、ちょっとじゃない。かなり悔しい。
「この流れに乗れてたらなあ…」
そう思わないと言えば嘘になる。私はインデックス投資を中心にしているんですが、こういう場面を見ると、さすがに気持ちは揺れます。
それでも半導体株を買わなかった理由
私は投資について、いくつか自分ルールを決めています。基本はインデックス。インデックスに準ずるものはOKでも、個別株には手を出さない。
これは、昔個別株をやっていたときの経験から決めました。当時、損切り自体はできました。むしろ、できすぎるくらいでした。
ちょっと下がるとすぐ損切り。でもその一方で、利益が出ている銘柄は「減るのが怖い」と思って早めに売ってしまう。
結果として「損小利大」どころか逆パターン。損は積み上がって、利益は小さく確定。いわゆる「損切り貧乏」でした。
そこで、「自分はトレード向いてないな」とはっきり思いました。だったら、余計なことをせずに長く持つだけのほうがいい。
長期で成長してきた米国株や全世界株のインデックスのほうが、自分には合っている。そう考えるようになりました。大事なのは「買えるか」より「握れるか」今回の半導体ブームでも、結局ここに戻ってきます。
もし半導体株を買って、その後さらに上がったとしても、そのあと30%とか50%下がったらどうするのか。個別株なら、たぶん私は売ってしまいます。一方で、DRAMみたいにテーマ全体を持つETFなら、「まだいけるかも」と思って持ち続けられる可能性はあります。
でも、それでも基本は手を出しません。理由はシンプルで、セクターローテーションは必ずあると思っているからです。どれだけ有望なテーマでも、それだけがずっと勝ち続けるとは思っていません。「一生一緒にNvidia」が本当にできるなら、個別株でもいいと思います。
でも、それってかなり難しいですよね。結局、個別銘柄と心中できるかどうか。それとも世界経済と一緒にいくか。自分にとっては、その違いが大きいです。
インデックス投資にも迷いはやってくる
じゃあインデックス投資なら迷わないのかというと、全然そんなことはありません。むしろ今回がまさにそうでした。Xで他人の大きな利益を見ていると、「自分の資産、全然増えてなくない?」「もっと攻めたほうがいいのかな?」と普通に揺れます。
それでもインデックスを持ち続けられる理由はあります。長期で成長してきた実績があること。経済成長という土台があること。過去に何度も暴落を乗り越えてきたこと。そして何より、「必要になったときに売ればいい」というシンプルさ。一時的に含み損になっても、それが長期ではただのノイズになる可能性がある。だったら、基本は持っておけばいい。そんな考え方です。
ブームに乗ることが悪いわけではない
今回の半導体ブームを見て、「ブームは絶対ダメ」と言いたいわけではありません。高い確率で勝てると本気で思えるなら、挑戦するのは全然アリだと思います。
ただ、ブームには必ず終わりがあります。いつ売るのか。下がったときに持ち続けられるのか。そのやり方を何年も続けられるのか。そこまで考えないといけません。「まだ初動」という言葉を信じて買っても、本当に初動かどうかは誰にも分かりません。
だから私は、ブームに乗るよりも、自分が続けられる方法を選びます。
結局、インデックス投資はおすすめなのか?
2026年4月からの半導体ブームを見て、改めて思いました。インデックス投資はやっぱりいいですね。ただし、「何も考えなくていい投資」ではないです。
やっていても普通に迷います。周りが大きく儲けていると、自分のやり方が間違ってる気がしてくることもあります。そのとき大事なのは、「どれが一番儲かるか」じゃなくて、自分は何を信じて、どこまで持ち続けられるか。
私はハイテクが長期的に伸びると、ある意味かなり強めに信じています。だからこそ、個別の半導体企業ではなく、広く分散されたインデックスを選んでいます。これからもきっと、いろんなブームが出てくると思います。
そのたびに「乗り遅れたな」と感じることもあるはずです。それでも、自分のルールがあるなら、他人の利益を横目に見ながら耐えるのも、長期投資の一部なのかもしれませんね。あなたなら、次のブームに乗りますか?それとも、自分の信じる投資をそのまま続けますか?
