投資をしていると、ときどき思うことがあります。
「もう少しリスクを取れば、もっと大きく増やせるんじゃないか?」
もちろん、リスクを取れば必ずリターンが増えるわけではありません。大きく増える可能性がある一方で、大きく減る可能性もあります。
それでも、NASDAQ100のレバレッジ商品には夢があります。うまく相場に乗れれば、資産が大きく増えるかもしれない。そんな可能性に、どうしても惹かれてしまうのです。
実は私、3倍レバレッジの商品に興味津々です。
ただ、いつでも3倍の商品を買うのは、さすがにやりすぎではないか。そんな理性も働きます。
そこで考えたのが、普段は2倍レバナスで爆益を狙い、下落したときだけ3倍レバナスで大きなリターンを狙うという方法です。
今回は、私が少額のレバレッジ投資を始めた理由と、現時点で考えている購入ルールをまとめます。
まだ売却ルールも決めきれていません。完成された投資戦略というより、欲望と理性の折り合いをつけながら、自分なりの方法を試していく記録です。
なぜ今、レバレッジ投資を始めるのか
私がレバレッジ投資に期待しているのは、やはり大きなリターンです。
通常のNASDAQ100に投資するだけでも、成長を期待できます。しかし、レバレッジをかければ、指数の日々の値動きに対して2倍や3倍程度の値動きを目指す商品に投資できます。
もちろん、上昇時だけでなく下落時の値動きも大きくなります。思惑が外れれば、資産が大きく減ることもあります。
それでも、少額で大きなリターンを狙うという投資には、通常のインデックス投資とは違った面白さがあります。
私の場合、レバレッジ投資を資産形成の中心に据えるつもりはありません。あくまで、投資全体の中でリスクを限定した小さな枠です。
だからこそ、多少大胆なことにも挑戦できます。
もちろん、少額だから損失が気にならないとは限りません。実際に大きく下落したとき、自分がどう感じるのかも含めて試してみたいと思っています。
資産が増えたからこそ、宝くじ枠を作ってみる
今回、毎月1万円、追加購入しても最大2万円という少額から始めるのには、もうひとつ理由があります。
それは、これまで資産形成を続けてきて、少しずつ資産が大きくなってきたことです。
資産がまだ小さいうちは、限られたお金をできるだけ効率よく増やすことが重要だと思います。大きな損失を出してしまえば、その後の資産形成にも大きく影響するからです。
一方、ある程度の資産ができてくると、資産全体への影響を限定しながら、少し違った投資に挑戦する余地も生まれます。
そこで考えたのが、今回のレバレッジ投資です。
毎月の投資額は基本1万円。追加購入しても月2万円までです。この金額で資産全体を大きく変えられるとは思っていませんが、うまくいけば大きなリターンを得られる可能性があります。
もちろん、少額でも損失は損失ですし、レバレッジ商品で元本を大きく失う可能性もあります。それでも、資産形成の中心とは別に、こうした「宝くじ枠」を設けてもいいのではないかと考えるようになりました。
これまでコツコツと資産を積み上げてきたからこそ、少し遊び心のある投資にも挑戦できる。
そんな余裕が生まれたことも、今回レバレッジ投資を始める理由のひとつです。
ダブルで堅実に、トリプルで爆益を狙う
今回の投資で、私が特にこだわりたいのが2倍と3倍の使い分けです。
普段は2倍レバナスで爆益を狙う
基本となるのは、2倍レバレッジのNASDAQ100商品です。
私が購入するのは「auAMレバレッジNASDAQ100為替ヘッジ無し」です。
2倍といっても、決して低リスクな商品ではありません。それでも、3倍の商品よりはレバレッジを抑えられます。
私の中では、こちらが通常運転です。
「ダブルで堅実に」と表現していますが、これはあくまで3倍との比較での話です。堅実な資産形成の中心に置く商品、という意味ではありません。
そもそも、堅実に資産を増やしたいだけなら、レバレッジをかける必要はないでしょう。
それでも、私は爆益を狙いたい。
その気持ちを満たしながら、リスクを取りすぎないようにするための選択です。
本当はトリプルに興味津々
一方で、私が本当に気になっているのは3倍レバレッジの商品です。
購入候補は「auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無し」。
3倍という響きには、やはり夢があります。
ただし、上昇時の利益が大きくなる可能性がある一方、下落時の損失も大きくなります。さらに、レバレッジ型の商品は日々の値動きを基準に運用されるため、長期間のリターンがNASDAQ100の騰落率の単純な3倍になるわけではありません。
金融庁「レバレッジ型・インバース型ETF等への投資にあたってご注意ください」
大きく下落したあと、元の水準に戻るまでに時間がかかる可能性もあります。
それでも、3倍の商品を完全に諦めるのは惜しい。
そこで、いつでも買うのではなく、大きく下落したときに限って購入することにしました。
私にとっては、いわば「割のいい宝くじ」を狙うようなものです。
もちろん、本当に割がいいと証明できているわけではありません。下落したからといって、その後の上昇が約束されるわけでもありません。
それでも、購入する場面を限定することで、少しでも自分なりに納得できる投資にしたいと考えています。
私が考えたレバナスの購入ルール
気分で購入していると、相場が上がればもっと買いたくなり、下がれば怖くなって買えなくなる。そんなことも起こりそうです。
そこで、あらかじめ購入ルールを決めることにしました。
1.基本投資額は毎月1万円
まず、毎月1万円を基本の投資額とします。
大きな利益を狙うといっても、最初から大きな金額を投入するつもりはありません。
この投資に使うのは、毎月の投資額の中から確保する小さな枠です。
仮に思いどおりにならなくても、家計や資産形成全体への影響を限定できるようにします。
一方で、うまくいけば大きなリターンを得られるかもしれません。
このくらいの金額なら、投資を楽しむ余地も残せそうです。
2.NASDAQ100が下落したら購入する
基本分の購入タイミングは、NASDAQ100の日々の値動きを見て判断します。
前日比で1%以上下落した場合、翌営業日に基本分の1万円を購入します。
月内に購入機会がなければ、月末に1万円を購入します。
つまり、毎月の基本投資額は必ず確保しつつ、下落したタイミングも利用する考え方です。
もちろん、1%下落したからといって、その後すぐに反発するとは限りません。さらに下がることもあります。
それでも、毎月決まった金額を投資しながら、下落局面で購入する機会も狙っていきます。
3.前日比2%以上の下落で追加購入
さらに、前日比2%以上の下落があった場合には、追加で1万円を購入します。
追加購入は月に1回までです。
ただし、基本分の購入条件と追加購入の条件を同じ日に満たした場合は、合計2万円ではなく1万円だけ購入します。
基本分と追加分を合わせて、月間の投資額は最大2万円です。
下落するたびに際限なく買い増すのではなく、追加購入の回数にも上限を設けます。
下落が続けば、もっと買いたくなるかもしれません。しかし、そこはあらかじめ決めたルールを優先するつもりです。
4.年初来高値からの下落率で2倍と3倍を使い分ける
最後に、どの商品を購入するかを決めます。
基準にするのは、NASDAQ100の年初来高値からの下落率です。
現時点では、次のように考えています。
- 年初来高値からの下落率が10%未満:2倍レバナス
- 年初来高値から10%以上下落:3倍レバナス
例えば、年初来高値から8%下落しているときは2倍、12%下落しているときは3倍の商品を選びます。
商品選択は、実際に購入する時点の下落率で判断します。
このルールの狙いは、普段から3倍のリスクを取り続けるのではなく、大きく下落した局面に限定して3倍の商品を購入することです。
ただし、10%という数字に特別な優位性があると証明できているわけではありません。あくまで、私が自分の投資方針に合わせて決めた基準です。
今後、実際の値動きや投資結果を見ながら、この基準が自分に合っているのかを考えていきたいと思います。
まだ売却ルールは決めていない
ここまで購入ルールを考えてきましたが、実は売却ルールはまだ決めていません。
特に悩ましいのが、3倍レバナスです。
下落したところで購入できたとして、その後に大きく上昇したらどうするのか。
一定の利益が出たところで売却し、利益を確保するのか。それとも、さらに大きな上昇を期待して保有を続けるのか。
今のところ、明確な答えはありません。
そもそも、3倍の商品に興味がある理由は、爆益を狙いたいからです。
それなのに、少し利益が出たところで売却してしまったら、当初の目的と矛盾するかもしれません。
一方で、利益が出ているうちに売却したいという気持ちも出てくるでしょう。
さらに、購入後に大きく下落した場合、どこまで保有を続けるのかという問題もあります。
最初からすべてのルールを決めておくのが理想なのかもしれません。しかし、実際に経験していないことについて、今の自分が正しい判断基準を決められるとも限りません。
だからこそ、現時点では購入ルールを決めて実践し、売却については考えながら整理していくことにしました。
もちろん、ルールがないまま感情に任せて売買してしまうのは避けたいところです。今後、実際の値動きや自分の気持ちも踏まえて、売却方針を検討していきます。
レバレッジ投資は欲望と理性のバランス
今回の投資を考えていて、改めて感じたことがあります。
投資では、リスクを取れば大きなリターンを狙える可能性があります。しかし、リターンばかりに目を向けると、いつの間にか自分の許容できる範囲を超えてしまうかもしれません。
本当は3倍レバレッジをもっと買いたい。
でも、いつでも買うのは怖い。
だから、普段は2倍にして、大きく下落したときだけ3倍を買う。
今回のルールは、そんな自分の欲望と理性の折り合いをつけるためのものでもあります。
もちろん、この方法がうまくいく保証はありません。下落を待っていたら株価が上昇し続けるかもしれませんし、3倍商品を購入したあとに、さらに大きく下落するかもしれません。
それでも、最初から大きな金額を投入するのではなく、少額で自分なりのルールを試すことには意味があると考えています。
今後は、投資額や評価額、損益なども記録しながら、実際にどのような結果になるのかを見ていく予定です。
最初に考えたルールが正解だったのか。それとも、実際に投資をするなかで考え方が変わるのか。
その過程も含めて、記録していきたいと思います。
あなたなら、爆益を狙いたい気持ちと、リスクを抑えたい気持ちをどう両立させますか?
