auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無しが登場!3倍NASDAQ100を暴落時の切り札に?

auアセットマネジメントから、ちょっと気になる投資信託が登場します。

その名も、

「auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無し」

です。

名前の通り、NASDAQ100の日々の値動きの概ね3倍を目指し、さらに為替ヘッジを行わない商品です。

私はこれまで、NASDAQ100の3倍商品なら「為替ヘッジなしがあればいいのに」と思っていました。

TQQQという選択肢はすでにありますが、日本の投資信託として3倍・為替ヘッジなしが登場するのは個人的には待望の商品です。

ただし、だからといって「これをずっと持ち続けよう!」という話ではありません。

むしろ私が考えているのは、暴落時の買い増しに使う方法です。

目次

auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無しとは?

参考情報 : 「auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無し」提供開始

参考情報 : auアセットマネジメント「auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無し」公式情報⁠

まずは商品の概要を簡単に。
項目内容
商品名auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無し
設定日2026年10月15日
当初申込期間2026年10月5日~10月14日
目標とする値動きNASDAQ100の日々の値動きの概ね3倍
為替ヘッジなし
信託報酬年0.4334%
NISA対象外
主な販売会社SBI証券、マネックス証券、楽天証券
購入価額原則、購入申込受付日の翌営業日の基準価額
換金価額換金申込受付日の翌営業日の基準価額
換金代金原則、換金申込受付日から起算して5営業日目から

auアセットマネジメントによると、NASDAQ100指数(米ドルベース)に概ね3倍のエクスポージャーを構築するとともに、米ドルの対円為替レートにも概ね1倍のエクスポージャーを取ります。

つまり、ざっくり言えば、

NASDAQ100の3倍+ドル円の影響

を受ける商品です。

ただし、あくまで「日々の値動きの3倍」を目指す商品なので、複数日にわたる運用成果がNASDAQ100の3倍と単純に一致するわけではありません。ここはレバレッジ商品を考えるうえで重要です。

なぜ「為替ヘッジなしの3倍」を待っていたのか

私はNASDAQ100については、基本的に為替ヘッジなしが好みです。

米国株に投資する以上、ドル資産として持つことにも意味があると考えているからです。

これまでにもNASDAQ100の2倍レバレッジで為替ヘッジなしの商品はありました。

一方、3倍になると、為替ヘッジありの商品が中心でした。

だから今回、

3倍NASDAQ100 × 為替ヘッジなし

という商品が出てきたのは、個人的には「待ってました」という感じです。

しかも信託報酬は年0.4334%。

レバレッジ商品としては比較的低コストなのも魅力です。

ただし、私は3倍NASDAQ100を普段から積み立てない

ここは少し矛盾しているように見えるかもしれません。

「待ってました」と言っておきながら、普段から積み立てるつもりはありません。

理由は単純で、3倍は高すぎると思っているからです。

最近のハイテク株、NASDAQ100の上昇を見ていると、

「3倍でも案外大丈夫なのでは?」

と思ってしまう気持ちは分かります。

私も暴落がなければ、3倍NASDAQ100をずっと持っていたいくらいです。

しかし、問題は暴落です。

3倍の商品は、上昇相場では非常に魅力的に見えます。

一方で、大きな下落に巻き込まれたときには、資産価値が大きく毀損します。

しかも、レバレッジ型ファンドは日々の値動きを基準に運用するため、長期間保有した場合の結果は、NASDAQ100の期間リターンを単純に3倍したものにはなりません。

値動きが激しいほど、その影響も大きくなります。

実際、auアセットマネジメント自身も、この商品について「レバレッジ倍率に比した高リスク商品」であり、長期保有では対象資産の値動きに比べて基準価額が大幅に下落することがあると説明しています。

だから私なら、

普段から持つなら2倍まで。

3倍は別の使い方を考えます。

3倍NASDAQ100を「暴落時の弾」にする

そこで考えたのが、

暴落したときに3倍NASDAQ100を買い込む

という使い方です。

普段から持っていると、大暴落に巻き込まれたときのダメージが大きすぎる。

だったら逆に、

大暴落して、みんなが「もうNASDAQ100はダメなのでは?」と思うようなタイミングで買う。

もちろん、どこが底なのかは分かりません。

さらに3倍なので、買った後も値動きはかなり激しいでしょう。

それでも、暴落後の回復局面をうまく取ることができれば、3倍だからこその大きなリターンを狙えます。

ここで私が考えているのが、

「元金を回収してしまう」

という方法です。

200~300%になったら元金を回収する

例えば、暴落時に100万円を投資したとします。

その後、3倍NASDAQ100が大きく上昇して、200万円、300万円と評価額が増えていったとします。

300万円になったところで100万円を売却。

すると、

最初に投入した100万円は回収済み。

残った200万円分は、そのまま保有します。

もちろん、その後に下落する可能性はあります。

「元本を回収したから絶対に損をしない」という意味ではありません。

それでも、最初に入れたお金を回収した後に残ったポジションなら、心理的にはかなり違います。

いわゆる「恩株」のような状態です。

これを私は、

「お宝ポジション」

として持ち続けるのも面白いのではないかと思っています。

3倍NASDAQ100をずっと持つのではなく、

暴落時に買う → 大きく上昇したら元金を抜く → 残りを長期保有する

という使い方です。

もちろん、実際にこの方法がうまくいく保証はありません。

暴落後にさらに下がるかもしれませんし、200~300%まで上がる前に再び大きく下落するかもしれません。

それでも、3倍商品を使うなら、私はこういう「役割を限定した使い方」のほうが自分には合っていると思っています。

TQQQでもいい。でも投資信託のほうが好み

参考情報 : ProShares「TQQQ」公式ページ⁠

「3倍NASDAQ100ならTQQQでいいのでは?」

という話もあります。

実際、TQQQ(ProShares UltraPro QQQ)はNASDAQ100の日々の値動きの3倍を目指す米国ETFです。

なので、3倍NASDAQ100という商品自体が今回初めて登場したわけではありません。

それでも私は、個人的には投資信託のほうが好みです。

理由はシンプル。

日本円のまま買えるから。

外貨に変えると手数料はかかるし、売ったあとも外貨のままにするのか円貨決済してしまうのかも悩んだりする。

また、投資信託ならポイントが付く場合もあります。

こういう「わざわざドルに替えて米国市場で取引する必要がない」という手軽さは、個人的には結構大きいです。

ただ、3倍だからこそETFだったらもっと良かった

一方で、今回の商品について一つだけ惜しいと思うところがあります。

投資信託ではリアルタイムで売買できないことです。

通常のインデックス投資なら、これは大きな問題ではありません。

S&P500やNASDAQ100を長期で積み立てるのであれば、

「今日の10時30分に買うか、明日の基準価額で買うか」

なんて、それほど重要ではありません。

ところが3倍NASDAQ100は違います。

私が考えているのは、

「暴落したときに買う」

という使い方だからです。

そうなると、

「今、この価格で買いたい」

という場面が出てきます。

この用途なら、リアルタイムで売買できる東証ETFのほうが使いやすい。

TQQQでもリアルタイム売買はできますが、米国ETFなのでドルでの取引になります。

だから、

日本円でそのまま買えて、東証でリアルタイムに売買できる3倍NASDAQ100 ETF

が出てきたら、かなり面白いと思っています。

今回は投資信託として登場してくれたことを喜びつつ、次はETFにも期待したいところです。

まとめ:3倍NASDAQ100は「持ち続ける」より「使い方を考える」

今回登場するauAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無し。

個人的には、かなり待望していた商品です。

ただし、3倍というレバレッジはやはり高い。

最近のNASDAQ100が好調だからといって、

「3倍でもずっと持っていけるのでは?」

と考えるのは少し危険だと思っています。

私なら普段から積み立てることはしません。

その代わり、

大きく暴落したときに買い込む。

そして、その後に大きく上昇したら元金を回収する。

残ったポジションを「お宝」として持ち続ける。

そんな使い方を考えています。

TQQQという選択肢もありますが、私は日本円のまま買える投資信託のほうが好みです。

ただ、こういう**「買うタイミングが重要な商品」だからこそ、東証ETFだったらさらに使いやすかった**とも思います。

auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無しには期待しつつ、いつか3倍NASDAQ100の東証ETFも登場してほしいですね。

あなたなら、この3倍NASDAQ100をどう使いますか?

今回紹介したauAMトリプルNASDAQ100のようなレバレッジ型投資信託を保有する場合、証券会社のポイント還元も無視できません。


私は松井証券の投信残高ポイントサービスが気になったので、こちらも調べてみました
→ 松井証券の投信残高ポイントをSBI証券と比較。私が2つの証券口座を使う理由

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